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拒食症で顔つきが変わるのはなぜ?顔がパンパン・エラが張る原因と、いつ戻るのかを元CAが解説

拒食症で顔つきが変わる仕組みと、顔がパンパンになる・エラが張る原因を解説する記事のアイキャッチ画像
拒食症で顔つきが変わる原因と、いつ戻るのかを元CAが解説します。

※本記事は私自身の体験談です。つらい症状が続く場合は医療機関にご相談ください。一部にアフィリエイト広告を含みます。

「体重は減っているのに、顔だけパンパンなのはなぜ?」「拒食症なのに、エラだけ張ってきた」——今このページにたどり着いたあなたは、鏡を見るのがつらくて答えを探しているのではないでしょうか。まず知ってほしいのは、その変化には医学的な原因があり、あなたのせいではないということです。そして、原因が分かれば、少しずつ戻っていきます

拒食症でも過食嘔吐でも顔つきは変わりますが、変わる仕組みが少し違います。この記事では拒食症(低栄養)による顔の変化を中心に、嘔吐がともなう場合との違いも含めて整理しました。20年間摂食障害だった私が、39才で顔を取り戻すまでに分かったことです。

▼ この記事の結論(先に知りたい方へ)

Q. なぜ拒食症で顔がパンパン・エラ張りになるの?
→ 脂肪ではなく、耳下腺(唾液腺)の腫れ低栄養によるむくみ・筋肉の減少が原因です。嘔吐があると腺はさらに腫れやすくなります。

Q. 顔はいつ戻る?
→ 嘔吐の頻度が減れば、数週間でむくみが軽くなり、数か月かけて輪郭が戻っていきます(個人差あり)。

Q. ダイエットで治る?
→ 治りません。腺の腫れなので、必要なのは減量ではなく「腺を休ませるケア」です。

この記事では、①なぜ拒食症でエラが張り顔がパンパンになるのか(本当の原因)、②ダイエットで引かない理由、③私が実際に少しずつ顔を戻していった方法、④どのくらいの期間で戻っていくのか、を20年間摂食障害を経験し回復した元CAの体験を交えてお伝えします。

▼ カショオ顔・顔つきの変化を「原因から回復ステップまで」まとめて知りたい方は、こちらの決定版記事もあわせてどうぞ。
過食嘔吐で顔つきが変わる原因|顔パンパン・エラ張り・カショオ顔はいつ治る?【元CAの回復ステップ】

拒食症で顔つきが変わる原因①|脂肪ではなく耳下腺(唾液腺)の腫れ

拒食症で顔が丸く見えたり、エラが張って見えたりするのは、太ったからでも脂肪がついたからでもありません。耳の下にある「耳下腺(じかせん)」という唾液腺が腫れて大きくなることが、大きな原因のひとつです。

耳下腺は本来、食べ物を消化するために唾液を出す器官です。ところが極端な食事制限が続いたり、食べる量が急に増えたり減ったりをくり返したりすると、腺そのものが腫れて大きくなることがあります。これが「エラが張った」「顔の下半分が四角くなった」ように見える正体です。医学的には唾液腺腫大(だえきせんしゅだい)と呼ばれ、拒食症・過食症のどちらでも見られる身体症状とされています。嘔吐をともなう場合は腺が刺激され続けるため、さらに腫れやすくなります(詳しくは後述します)。

耳下腺と咬筋、耳下リンパ節・顎下リンパ節の位置を示した解説図。顔がパンパンに見える・エラが張る部分がどこなのかを表している
耳の下にある耳下腺と、あご側の咬筋の位置。顔が丸く見えるのは耳下腺、エラが張って見えるのは咬筋とあごの角が関係します。※イメージ図です。位置や大きさには個人差があります。

拒食症で顔つきが変わる原因②|低栄養によるむくみと筋肉の減少

もうひとつの原因は、栄養が足りない状態が続くことで起こる体の変化です。食事量が減ると血液中のたんぱく質が不足し、血管の中に水分をとどめておく力が弱まります。その結果、水分が皮膚の下にしみ出して顔やまぶた、足がむくむことがあります。「痩せているのに顔だけ丸い」という状態は、これで説明がつく場合が多いのです。

同時に、体は足りないエネルギーを補うために筋肉を分解していきます。あごや頬を支える筋肉が薄くなると輪郭のメリハリがなくなり、顔の下半分だけ四角く見えたり、逆に頬がくぼんで疲れた印象になったりします。むくみと筋肉の減少が同時に起きるため、「太ったのか痩せたのか自分でも分からない顔」になってしまうのです。

ここで大切なのは、これは食事を減らして解決する問題ではないということです。むくみの原因が栄養不足なので、食べる量を減らせばむくみはむしろ長引きます。

吐くとエラが張るのはなぜ?|嘔吐がともなう場合の顔の変化

拒食症でも、途中から嘔吐がともなうようになる方は少なくありません。嘔吐が加わると、耳下腺は「大量の唾液を出す」という仕事を何度もくり返すことになります。使いすぎた筋肉が張るのと似たイメージで、腺そのものが反応して腫れていきます。これが「吐くとエラが張る」と言われる現象の正体です。

特徴的なのは、嘔吐をやめた直後にいったん腫れが強くなることです。腺が急に休みに入ると一時的に反応してふくらむため、「せっかくやめたのに顔が大きくなった」と感じて挫折してしまう人がいます。これは回復の途中で起こる一時的な反応なので、そこでやめないことがいちばん大切です。

嘔吐にともなうエラの張りについては、吐くとエラが張るのはなぜ?過食嘔吐でエラ・顔がパンパンになる原因と戻し方でさらにくわしく書いています。

なぜダイエットしてもエラが引かないのか

脂肪ではないので、どれだけ体重を落としてもエラだけは引きません。私も体重にこだわっていた頃、痩せても輪郭だけがゴツゴツしたままで本当に落ち込みました。

エラ張りは「腺の腫れ」なので、必要なのはダイエットではなく、腺を休ませて腫れを引かせるケアです。ここを勘違いして食事をさらに減らすと、かえって嘔吐が増えて悪循環になりかねません。私自身、そこに気づくまでずいぶん遠回りをしました。「痩せれば顔も戻る」という思い込みこそが、いちばん回復を遠ざけてしまうのです。

「痩せてもエラは引かない」と分かったとき、私がやっと始めたのは、耳の下を温めて、やさしくなでるだけのケアでした。強く揉まないことだけがルールです。道具そのものが腺を小さくするわけではありませんが、顔を憎んでいた時間が、顔に触れる時間に変わったことのほうが、私には大きかったと思っています。

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拒食症と過食嘔吐、顔の変化はどう違う?

どちらも耳下腺が腫れることがありますが、主な原因の比重が違います。拒食症は低栄養によるむくみと筋肉の減少が中心で、顔全体がぼんやり丸く見えたり、逆に頬がくぼんで年齢より疲れた印象になったりします。過食嘔吐は嘔吐による耳下腺の腫れが中心なので、耳の下からあごにかけての「エラ」の部分がはっきり張って見えます。

両方が重なっている場合は、変化も両方あらわれます。共通しているのは「唾液腺への負担」と「栄養が足りていないこと」で、どちらの場合も腺を休ませ、栄養を戻すことが回復への第一歩になります。

嘔吐が中心で「カショオ顔」「エラ張り」に悩んでいる方は、そちらに特化した記事もあります。
過食嘔吐で顔つきが変わる理由|カショオ顔・エラ張り・顔パンパンはいつ治る?

【セルフチェック】あなたの顔の変化は耳下腺タイプ?

次の項目に当てはまるほど、脂肪ではなく耳下腺の腫れによる変化の可能性が高いです。ひとつの目安にしてください。

  • 体重は減っている(増えていない)のに顔の下半分だけ大きく見える
  • 耳の下〜あごのラインを触ると、ぷっくり腫れている感じがある
  • 朝起きたときは特に顔がパンパンで、夕方にかけて少し落ち着く
  • ダイエットや運動をしてもエラ・輪郭だけ変わらない
  • 嘔吐の回数が多い時期ほど顔の張りが強くなる

※あくまで自己チェックの目安です。腫れや痛みが強い場合は、耳鼻咽喉科や内科で一度診てもらうと安心です。

私が顔のエラ張り・パンパンを戻した方法

ここからは、私が実際に「これは効いた」と感じた順番でご紹介します。魔法のように一気に戻るものではありませんが、続けるうちに少しずつ輪郭が変わっていきました。大切なのは、完璧を目指さず「できることから」少しずつ始めることです。

① まず嘔吐の頻度を減らす(これが最優先)

何をするよりも先に、嘔吐そのものを減らすことがいちばん効きました。腺は休ませれば少しずつ落ち着いてくれます。ゼロにできなくても、回数が減るだけで顔の腫れは変わってきます。私は「今日は吐かない」と大きな目標を立てるのではなく、「1回だけ我慢してみる」という小さな一歩から始めました。うまくいかない日は自分を責めず、また翌日やり直す——その繰り返しでした。

② リファのカッサで耳下腺まわりをケア

腫れた耳下腺まわりの巡りを助けるために、私はお風呂で リファのカッサ を使って、耳の下から首筋へやさしく流すケアを続けました。強く押すのではなく、あくまで「流す」イメージです。毎日の習慣にしたことで、朝のむくみ感がだいぶ軽くなりました。

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③ ホットヨガLAVAで内側から巡らせる

体全体の巡りをよくするために通い始めたのが ホットヨガのLAVA です。汗をたくさんかくと顔まわりのむくみも取れやすく、なにより「自分の体を大切にする時間」ができたことが、過食衝動を落ち着かせるのに役立ちました。

顔のむくみに悩んでいた私が通った、ホットヨガLAVAの体験はこちら

④ RIZAP COOKで「食べ方」を学び直す

エラ張りの根本は嘔吐なので、「吐かずに食べられる自分」になることが欠かせませんでした。私は RIZAP COOK(ライザップの料理教室) で、罪悪感なく食べられる料理や食べ方を学び直しました。自分で作れるようになると、食べることが怖くなくなり、嘔吐の回数も自然と減っていきました。

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拒食症の顔つきはいつ戻る?回復の目安

個人差は大きいですが、私の場合は嘔吐の頻度がしっかり減ってから、数か月かけて少しずつ輪郭が変わっていきました。「昨日より今日」で比べると変化は分かりませんが、半年前の写真と見比べると確実に戻っています。

目安として、嘔吐を減らして数週間で朝のむくみが軽くなり、数か月で腺の腫れそのものが落ち着いてくる——というのが私の実感です。あくまで一例ですが、「続ければ必ず変わる」ということだけは伝えたいです。焦らず、腺を休ませる時間をあげてください。

回復期に顔だけ太る・むくむのはなぜ?【リバウンドではありません】

食事を戻し始めた時期に「顔だけ丸くなった」「体より先に顔がふっくらした」と感じて、怖くなってしまう方はとても多いです。私もそうでした。でもこれは、リバウンドでも食べすぎでもなく、回復の過程でよく起きる一時的な変化です。

理由は主に2つあります。ひとつは、長く栄養が足りなかった体に食事が戻ると、体が水分をため込みやすくなり、一時的にむくみが出ること(回復期のむくみ)。もうひとつは、回復の初期は脂肪が顔やお腹まわりから戻りやすいと言われていることです。ただしこれは一時的な偏りで、食事を続けるうちに時間をかけて全身へ整っていきます。

つまり「顔が丸くなった=失敗」ではなく、体が回復モードに入ったサインです。ここで食事を減らしてしまうと、むくみの期間がかえって長引きます。不安なときこそ、体重や見た目ではなく「食べられた回数」を数えてあげてください。

※むくみが急に強くなる、息苦しさや動悸をともなう場合は、必ず主治医にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 体は痩せているのに、顔だけパンパンなのはなぜ?

顔の変化は脂肪ではなく、耳下腺(唾液腺)の腫れやむくみが中心だからです。体重と顔の印象が一致しないのは、拒食症・過食嘔吐ではよくあることです。

Q. 回復期に顔が丸くなったのはリバウンドですか?いつまで続く?

リバウンドではなく、回復期によく起きる一時的な変化です。個人差はありますが、食事が安定するにつれて数か月ほどかけて少しずつ全身へ整っていくと言われています。私自身も、顔のふっくら感は時間とともに落ち着きました。

Q. 顔が戻る前に、まず何から始めればいい?

まずは嘔吐の回数を1回でも減らすことです。ケアグッズより先に、腺を休ませることが最優先です。

Q. マッサージだけで治りますか?

マッサージはむくみを軽くする助けにはなりますが、根本の腫れは嘔吐が減らないと引きません。ケアと並行して、嘔吐を減らす取り組みを続けることが大切です。

Q. もう何年も続いていて、腫れは戻らないのでは…?

長く続いた方でも、嘔吐が減れば腺は少しずつ回復に向かいます。私自身20年かかって抜け出せました。遅すぎるということはありません。

ひとりで抱えないで|受診を考えてほしいサイン

拒食症は体の負担が大きく、見た目の変化より先に内臓や心臓に影響が出ることがあります。次のようなサインがあるときは、顔のケアよりも先に医療機関に相談してください。

  • 立ちくらみ・めまいがある、脈がゆっくり、または乱れる感じがある
  • 生理が止まっている、または極端に不規則になっている
  • 短い期間に体重が大きく減った
  • 手足の冷えやむくみが強く、なかなか引かない
  • 食べること・吐くことで頭がいっぱいで、日常生活が回らない

相談先が分からないときは、お住まいの自治体の精神保健福祉センター、全国の摂食障害支援拠点病院、厚生労働省の「まもろうよ こころ」が入り口になります。内科でも、まずは血液検査で体の状態を確認してもらえます。

顔つきの変化は、人に相談しづらく、鏡を見るたびに落ち込んでしまうものです。私も長いあいだひとりで抱えていました。もし今つらいなら、専門家に話を聞いてもらうだけでも心がずいぶん軽くなります。私自身、オンラインカウンセリング で心の面を支えてもらったことが回復の支えになりました。

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まとめ

拒食症で顔がパンパンになる・エラが張るのは、脂肪がついたからではありません。耳下腺(唾液腺)の腫れと、低栄養によるむくみ・筋肉の減少が重なって起きる変化です。だからダイエットでは戻らず、必要なのは「腺を休ませること」と「栄養を戻すこと」。順番に整えていけば、顔は少しずつ元に戻っていきます。20年かかった私でも戻りました。今つらいあなたが、少しでも安心して一歩を踏み出せますように。

▼ 顔つきの変化を原因から回復ステップまで総合的に知りたい方はこちら
過食嘔吐で顔がむくむ・パンパンになる原因と戻し方の総合ガイド

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摂食障害・過食嘔吐のお悩みは、専門のカウンセラーに相談することで回復への大きな一歩になります。

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