鏡を見るのがつらい。写真の自分の顔が、自分じゃないみたいに見える——過食嘔吐で顔つきが変わるのは、あなたの意志が弱いからではありません。体に起きている、説明のつく変化です。
結論から言います。その顔は戻ります。原因は耳下腺(唾液腺)の腫れ・むくみ・栄養不足の3つで、どれも嘔吐が減れば回復に向かいます。目安は1ヶ月でむくみが軽くなり、3ヶ月で腫れが縮みはじめ、6ヶ月〜1年で輪郭が戻る。私は20年間吐き続けましたが、38歳でやめると決めて、約1年かけて顔を取り戻しました。
この記事では、カショオ顔の特徴と唾液腺が腫れる仕組み、そして元CAのまゆみが何を・どんな順番でやったのかを、そのまま追体験できる形でお伝えします。
【PR】本記事には、私が実際に使ったもののアフィリエイト広告を含みます。
※本記事は医療情報ではなく、元CAのまゆみ自身の体験にもとづく記録です。回復の早さや症状には個人差があります。強い痛み・発熱・めまい・動悸・吐血をともなう場合は、すぐに医療機関を受診してください。
カショオ顔の特徴|過食嘔吐で顔つきが変わる5つのサイン
「カショオ顔」は、過食嘔吐(カショオ)を続けている人に現れやすい顔つきの変化を指す、当事者のあいだで使われてきた言葉です。医学用語ではありませんが、特徴ははっきりしています。
- ①エラが張る:耳の下にある耳下腺(唾液腺)が嘔吐のたびに刺激されて腫れ、頬からエラにかけての輪郭が四角く見えます。
- ②顔がパンパンに腫れる:電解質バランスの乱れで体が水分をため込み、特に朝、顔が丸くむくみます。
- ③輪郭がぼやける:慢性的な栄養不足で表情筋やかむ筋肉が衰え、フェイスラインがたるみます。
- ④目元が腫れぼったい:脱水と反動の水分貯留がくり返され、目のまわりがむくみます。
- ⑤肌がくすむ・荒れる:ビタミンやミネラルの不足で血色が悪くなり、吹き出ものが増えます。
私は20年間、この5つを全部経験しました。とくに「エラ張り」と「顔パンパン」がつらくて、外に出たくない日が何度もありました。
自分がカショオ顔かどうか確かめる3つの目安
- 耳のすぐ下からあごの付け根を軽く押すと、やわらかいふくらみに触れる
- 朝がいちばん張っていて、夕方には少しやわらぐ
- 体重は落ちているのに、顔だけ大きく見える
3つ当てはまれば、耳下腺が腫れている可能性が高いです。ただし、強い痛み・熱・赤み・片側だけが急に大きくなるときは、感染や唾石など別の原因のこともあります。その場合は自己判断せず、耳鼻咽喉科などで診てもらってください。
過食嘔吐で唾液腺(耳下腺)が腫れるのはなぜ?
顔つきが変わる原因のなかで、いちばん大きいのが唾液腺の腫れです。「唾液腺の腫れ」で検索してこの記事にたどり着いた方も多いと思うので、ここだけ少しくわしく説明します。

唾液腺は大きく3つに分かれています。
- 耳下腺:耳の前から下にある、いちばん大きな腺。過食嘔吐でもっとも腫れやすく、「エラが張って見える」正体はここです。
- 顎下腺:あごの骨の内側にある腺。腫れるとフェイスラインがぼやけ、二重あごのように見えます。
- 舌下腺:舌の下にある腺。ここが目立って腫れることは、あまりありません。
なぜ腫れるのか|「使われすぎた腺」が大きくなる
嘔吐のたびに、唾液腺は大量の唾液を出すよう強く刺激されます。それがくり返されると、腺そのものが少しずつ大きくなっていきます。医学的には嘔吐にともなう唾液腺肥大(sialadenosis)と呼ばれる状態です。つまり太ったわけでも、骨格が変わったわけでもなく、腺がふくらんでいるだけ。だから、刺激がなくなれば時間をかけて縮んでいきます。
やめた直後に、かえって腫れることがあります
「やめたのに顔が大きくなった気がする」と不安になる方がとても多いのですが、これは珍しいことではありません。嘔吐をやめた直後は、腺の反動や水分バランスの立て直しで、一時的にむくみや張りが強く出ることがあります。ここで「意味がなかった」と諦めてしまうのが、いちばんもったいないところです。多くは数週間から1〜2ヶ月で落ち着いていきます。焦らず、写真を撮りながら待ってあげてください。
腫れる仕組みと受診の目安をもっと医学的に知りたい方は、過食嘔吐で唾液腺(耳下腺)が腫れる原因と治し方|腫れは何日で引く?もあわせて読んでみてください。
ここまで読んで「じゃあ、腫れが引くのを待つあいだ、私は何をすればいいの?」と思った方へ。私がこの時期にしていたのは、耳の下を温めて、やさしくなでるだけのケアでした。朝の洗顔のあと5分。道具が腺を小さくしてくれるわけではありません。それでも、鏡の前で自分を責めていた時間が、少しずつ「顔に触れる時間」に変わっていきました。
そのとき手に持っていたのが ReFa CARAT(リファカラット) です(Amazonはこちら / 楽天はこちら)。押し込まず、耳の下から鎖骨に向かって流すだけ。くわしい使い方は、このあとの「リファカラットの正直な感想」の章で書いています。
過食嘔吐で顔パンパン・エラ張りになる3つの原因
耳下腺の腫れに、あと2つが重なって「カショオ顔」ができあがります。
①耳下腺(唾液腺)の肥大化
上で説明したとおり、カショオ顔・エラ張りの最大の原因です。嘔吐をやめると3〜6ヶ月で縮小が始まり、1年以内にかなり回復するのが一般的です。エラ張りがエステや矯正で戻らない理由はこの記事の後半で説明しています。
②電解質(カリウム・ナトリウム)の乱れによるむくみ
嘔吐で水分と電解質が失われると、体は反動で水分を溜め込みます。これが朝の「顔パンパン」の正体です。
③慢性的な栄養不足による筋肉の衰え
過食嘔吐は、食べているように見えても実際は深刻な栄養不足に陥ります。顔の筋肉が衰えると、たるみとむくみが重なり、顔がぼやけた印象になります。栄養を入れて筋肉を取り戻す「食べ方」については、過食嘔吐の顔のむくみは食事で戻る?咀嚼・栄養から顔つきを整える方法でくわしく解説しています。
拒食症(嘔吐なし)の場合はどう変わる?
「拒食症 顔」「拒食症 エラが張る」で検索してたどり着いた方へ。拒食症と過食嘔吐では、顔が変わる仕組みが少し違います。
- 過食嘔吐(嘔吐あり):耳下腺の肥大とむくみが中心。頬からエラにかけて丸く張り出す変化になります。
- 拒食症(嘔吐なし):低栄養で頬の脂肪と筋肉が落ち、こけて見える変化が中心。輪郭が骨ばり、顔色もくすみます。
- 両方をくり返す場合:こけているのにエラだけ張る、という一見矛盾した見え方に。「痩せているのに顔が大きい」と感じる正体がこれです。
どちらの場合も、回復の方向は同じです。まず嘔吐を減らし、栄養を戻すこと。このあとの5ステップは、拒食症寄りの方にもそのまま当てはまります。
▼ 拒食症(低栄養)による顔の変化をくわしく知りたい方はこちら
拒食症で顔つきが変わるのはなぜ?エラが張る原因といつ戻るか
過食嘔吐の顔はいつ戻る?回復タイムライン
いちばん知りたいのは「いつ戻るのか」だと思います。私の経験をもとにした、嘔吐をやめてからの顔の変化の目安です。
| やめてからの期間 | 顔つきの変化 | 体で起きていること |
|---|---|---|
| 1〜2週間 | 朝のむくみが少し軽くなる | 失われていた水分・電解質のバランスが戻りはじめる |
| 1ヶ月 | 顔全体のパンパン感が和らぐ | 反動でため込んでいた水分が抜けていく |
| 3ヶ月 | エラのふくらみが小さくなり「顔細くなった?」と言われ始める | 唾液腺(耳下腺)の肥大が縮小に向かう |
| 6ヶ月〜1年 | 輪郭が戻り、写真で違いがはっきりわかる | 耳下腺がほぼ通常サイズに戻り、栄養状態と表情筋も回復 |
最初の1ヶ月はほとんど変化を感じられないのが普通です。私も「やめても戻らないんじゃないか」と不安でいっぱいでした。でも唾液腺が落ち着きはじめるのはそのあと。個人差があるので焦らず、「やめていく方向に進んでいること」を大事にしてください。月ごとの変化をもっと細かく知りたい方は、顔が戻るまで何ヶ月かかった?月別の回復記録にすべて書いています。
顔のことで検索してきた、あなたへ
この記事に来る方の多くが「顔」で検索しています。私もそうでした。だから先に、いちばん大事なことだけ書いておきます。顔は、嘔吐が減れば戻ります。そして顔を戻す一番の近道は、顔のケアではなく回数を減らすことでした。マッサージも道具も、その次です。
私がカショオ顔を治すまで|回復の5ステップ
ここからは、私が実際に顔を取り戻すまでにやったことを順番にお話しします。特別なことはしていません。でも、この順番だったからこそ続けられました。
その前に、少しだけ当時の話をさせてください。
一番ひどかった頃の私は、写真に写るのが嫌で、集合写真ではいつも端のほうで、少しうつむいていました。ほっぺたがぼってり膨らんで、エラが張って、目が小さく見える。鏡の中にいるのは、私の知らない顔でした。
そして何より怖かったのは、「この顔で、バレるんじゃないか」ということでした。体は服で隠せます。でも顔は、毎日、会う人全員に見られます。顔つきの変化がつらいのは、見た目の問題だけじゃなくて、秘密を顔に貼りつけて歩いているような感覚になるからだと、私は思っています。
だからこそ、顔が戻り始めたときの嬉しさは、体重のどの数字よりも大きいものでした。ここから書く5つのステップは、その記録です。
ステップ1:まず「回数を減らす」を最優先にした
正直に言うと、どんなマッサージやケアをしても、嘔吐を続けている限り顔は戻りません。耳下腺は刺激されるたびに腫れ、電解質の乱れも毎日リセットされてしまうからです。だからまず「頻度を減らす」ことから始めました。毎日→週3→週1、というように少しずつ。ここが回復の土台です。
顔を戻す前提になる「回数の減らし方」は、過食嘔吐のやめ方|20年やめられなかった私が実際にやった順番に、私が実際にやった順番どおりに書いています。
ステップ2:リファで耳下腺まわりのむくみをケア
30代半ばから使っていたリファを、嘔吐の頻度が落ちてからは、耳の下〜首すじにかけて毎朝きちんと使うようにしました。リンパの流れを促すことで、残っていたむくみが抜けやすくなり、朝の顔が軽くなるのを実感しました。
私が使っているのは ReFa CARAT(リファカラット) です(Amazonはこちら / 楽天はこちら)。正直な感想はこの記事の後半に書いています。
ステップ3:ホットヨガ(LAVA)で体の内側から巡りを整える
リファと並行して、LAVAのホットヨガを週2〜3回始めました。体が温まって巡りがよくなり、慢性的なむくみが取れてきました(汗で水分や電解質は失われるので、前後の補給は意識していました)。全身の筋肉が戻ることで顔のたるみも改善。始めて3ヶ月で「顔が小さくなった?」と複数の人から言われるようになりました。きつい食事制限ではなく、体を動かす気持ちよさから始められたのが、私には合っていました。
ステップ4:食事を「戻す」|RIZAP COOKで食べ方を学び直した
長いあいだ、私にとって食事は「太る恐怖」でしかありませんでした。でも顔と体を本当に戻すには、栄養を入れて筋肉を取り戻すことが必要です。自己流では怖くて続かなかった私が、「食べることそのもの」を学び直せたのがRIZAP COOKでした。ちゃんと食べて、それでも大丈夫だったという経験が、心の回復にもつながりました。
ステップ5:お金の不安を「見える化」して自分を大切にする
顔つきの回復とは関係なさそうに見えて、じつはとても大きかったのが「お金の不安」でした。過食嘔吐を続けていた頃は食費が驚くほどかさみ、そのことがさらに自己嫌悪を強くして、また過食に走る——という悪循環に陥っていました。
そこで私がやったのは、投資でも節約術でもなく、家計簿アプリで「今いくら過食に使っているか」を見える化することでした。月に30〜40万円も過食に使っているとわかって、金額を直視するのは怖かったですが、「このお金は本当は自分を大切にするために使えるお金だ」と気づけたことが、やめる大きな後押しになりました。浮いたお金で、リファやホットヨガといった自分をいたわるためのケアに少しずつ回せたことも、回復を支えてくれました。
もしお金の減り方に不安を感じているなら、まずは責めずに「見える化」から始めてみてください。それは回復に向かう立派な一歩です。
そして心のケア|ひとりで抱えないこと
顔の変化に悩んでいた時期、いちばんつらかったのは「誰にも言えない」ことでした。体のケアと同じくらい、心のケアも回復を早めてくれます。私は人に話すことで、やっと自分を責めるのをやめられました。
「痩せたい」がなぜ「やめられない」に変わってしまうのか、その心理的な背景はルッキズムと過食嘔吐|カショオ顔・吐きグセの本当の話にまとめています。
今日からできる唾液腺・むくみのセルフケア4つ
「回数を減らす」が土台だとお伝えしましたが、それと並行してできることもあります。私が回復期に実際に続けていた、道具がいらない・お金がかからないケアを4つだけ紹介します。
① 耳下腺をあたためて、やさしくさする
耳の下を温めて血流をうながすと、腫れやむくみが少し軽くなります。強く押したり、揉んだりするのは逆効果なので、力を入れないでください。
- 蒸しタオルを耳の下からあごにかけて3〜5分あてる
- 指の腹で、ゆっくり円を描くように軽くさする
- 耳の前から耳たぶの下を通って、首すじへ向かってなぞる
② 水分と電解質を「戻す」
嘔吐のあとは水分と電解質が失われています。水だけでなく、経口補水液などで電解質もいっしょに補うほうが、むくみは早く落ち着きます。食事からはカリウムを含む食品(バナナ、アボカド、ほうれん草、じゃがいもなど)を少しずつ。ただし、めまいや動悸がある・持病がある場合は必ず医師に相談してください。電解質の乱れは自己判断で対処してよい範囲を超えることがあります。
③ 寝る姿勢と枕の高さを見直す
朝の顔パンパンは、寝ているあいだの姿勢にもかなり左右されます。首が前に折れない高さの枕にして、できれば仰向けで寝るとリンパが流れやすくなります。日中も前かがみの姿勢を避けて背筋を伸ばすだけで、あご下の巡りは変わります。
④ やらないほうがいいこと
逆効果になりやすいことも書いておきます。腫れを揉みほぐそうと強く押すこと、むくみを抜くために食事や水分を抜くこと、利尿目的で薬やサプリに頼ること。どれも一時的に細く見えても、翌日はもっと腫れます。私はこれを何度もくり返して遠回りしました。
エステ・小顔矯正・ボトックスでエラ張りが戻らないのはなぜ?
顔つきの変化に悩むと、多くの人がまず小顔矯正やエステを考えます。私もそうでした。でも、ここでお金と時間を使う前に知っておいてほしいことがあります。
エラ張り・顔パンパンの正体は、耳下腺(唾液腺)そのものが大きくなっている「腺肥大」と、水分・塩分バランスによる一時的な「むくみ」の2つです。むくみはセルフケアで軽くなりますが、腺肥大は外側からの矯正では小さくなりません。腺が大きくなる刺激(=嘔吐)が続いている限り、どんな施術をしても元に戻らないからです。
見分け方の目安は、「朝パンパンで夕方にやわらぐ」ならむくみ寄り、「一日中ずっと固い」なら腺肥大寄りです。
私はボトックスを一度だけ打ちました
正直に書きます。エステに行っても、小顔マッサージをしても、小顔矯正にお金をはたいても、根本原因を断たない限り顔は変わりませんでした。ボトックス注射も一度だけ試しました。確かに一時的にエラは細くなります。でも、過食嘔吐を続けている限り、また耳下腺が腫れてエラが張る。効果は3ヶ月もちませんでした。結局、打ったのはその一度きりです。
ボトックスはかむ筋肉(咬筋)には効きます。でも原因が耳下腺の腫れなら、本質的な解決にはなりません。ボトックスを考える前にリファを試した話にも書きましたが、順番は「回数を減らす」が先でした。
リファカラットの正直な感想|「治す道具」ではなく「今日をしのぐ道具」
ステップ2で触れたリファについて、良かったことも、期待しすぎないでほしいことも、正直に書いておきます。
先に大事なことを言わせてください。リファでカショオ顔が「治る」ことはありません。むくみの根本原因は嘔吐そのもの(唾液腺の腫れや水分バランスの乱れ)なので、根本的に良くなるのは嘔吐が減っていったときでした。これは私の20年の実感です。じゃあ意味がないのかというと、そうではなくて。「今日、人に会わなきゃいけない朝」を少しラクにしてくれる道具として、私には価値がありました。
買った日のこと
買ったのは、やめたくてもやめられず、もがいていた30代半ばの頃でした。前の晩に派手に吐いてしまった翌朝、出勤前に鏡を見たら、頬からあごにかけてパンパンに腫れていて、「今日、お客様の前に出る仕事なのに」と情けなくて泣きそうになった日があります。仲の良かったCAの同期に勧められたのと、「少しでも小顔になりたい」という気持ちもあって、半分やけくそのような気持ちで購入しました。
良かった点
- むくみがひどい朝でも、洗顔後に5分ほど転がすと、あごからフェイスラインにかけての輪郭が少しすっきりして見えました。劇的に小顔になるわけではありませんが、「腫れぼったさが和らいで、人と目を合わせられる顔になる」くらいの変化は感じられ、それだけでその日を乗り切る力になりました
- 自分の顔にローラーを当てて丁寧にケアする時間は、過食嘔吐で自分を痛めつけていた私にとって、数少ない「自分を大事にする行為」でした。むくんだ顔にただ落ち込むのではなく、「じゃあこれをやってから出かけよう」と次の一歩に切り替えられるようになったことが、道具そのものの効果以上に大きかったです
- 防水なのでお風呂で使える(ながらケアができるので続いた)
イマイチだった点・注意点
- 決して安い買い物ではないので、最初は半信半疑でした。そして何より、唾液腺の腫れそのものが原因のむくみには、どんなに丁寧に転がしても限界があります。「昨日たくさん吐いた分」がリファ一つでなかったことになるわけではないと、使うたびに思い知らされました
- 唾液腺(耳の下・あごの下)が腫れて痛いときに強く当てるのは逆効果でした。腫れて熱を持っているときは冷やすほうが先です
私の使い方(朝5分だけ)
続けられたのは、欲張らず「朝の身支度に組み込む5分だけ」と決めていたからです。
- 洗顔して、化粧水・乳液をなじませた直後に:乾いた肌に直接転がすと摩擦で赤くなるので、必ずすべりをよくしてから
- 鎖骨のくぼみ→首すじを先に軽く流す:老廃物の出口を開けておく
- あご下→フェイスライン→頬→こめかみへ、下から上・中心から外側に:引き上げたあと、鎖骨へ向けて上から下にも流す「往復」を意識。むくみは重力で下にたまるので、たまった水分を鎖骨へ送り出すイメージ
- 耳の下(耳下腺のあたり)は「押さず、なでる」:腫れやすい場所なので強く当てない。痛みや熱を感じたら即やめて冷やす
- 全部で5分まで:やりすぎても効果は増えません。むしろ刺激になるので短く切り上げる
くり返しますが、これは「腫れを治す」ためではなく「今朝の腫れぼったさを少しやわらげて、鏡の前で落ち込みすぎない」ためのケアです。
どこで買うのが安心か
リファは偽物が多い商品なので、Amazonで買うなら販売元が「MTG」(メーカー公式)になっているものを選んでください。私が使っているのは ReFa CARAT FACE(Amazonはこちら / 楽天はこちら)です。
リファより先にやってほしい、お金のかからないこと
正直に言うと、私のむくみに一番効いたのは道具ではなく、この3つでした。吐いた後に水分をちゃんと摂ること(脱水がむくみを悪化させると知りませんでした)。塩分の多い過食メニューを少しだけ変えること。そして、嘔吐の回数がひとつ減ること。結局これが一番でした。リファとホットヨガを併用した3か月の記録はこちらに書いています。
カショオ顔・唾液腺の腫れについてよくある質問
Q. 過食嘔吐をやめたら顔つきはいつ戻る?
耳下腺の縮小は3〜6ヶ月で始まり、1年ほどでかなり戻る方が多いです。私も約1年で輪郭がはっきり変わりました。
Q. 唾液腺の腫れは何日で引きますか?
残念ながら「何日」という単位で消えるものではなく、数週間から数ヶ月かけて少しずつ縮んでいきます。私は3ヶ月目に見た目の変化が出て、1年でほぼ元に戻りました。逆に、嘔吐が続いているあいだは何日たっても引きません。ここだけは正直にお伝えしておきます。
Q. マッサージやリファだけで唾液腺の腫れは治りますか?
むくみは軽くなりますが、刺激の原因が残っているあいだは元には戻りません。順番としては「回数を減らす」が先で、セルフケアはそれを助ける役割だと考えてください。
Q. エステや小顔矯正、ボトックスでエラ張りは治せる?
むくみは軽くなりますが、耳下腺の腺肥大は外側からの施術では小さくなりません。ボトックスは咬筋には効きますが、私は一度打って3ヶ月もちませんでした。まずは嘔吐をやめることが最優先です。
Q. 顔のむくみを今すぐ取る方法はある?
水分と電解質をしっかり摂る、カリウムを含む食品をとる、耳の下を温めてやさしく流す。この3つが助けになります。ただし根本改善は嘔吐をやめることです。
Q. 摂食障害だと、必ず顔つきは変わりますか?
いいえ。腫れやすさには個人差があり、嘔吐の頻度や年数、体質によってまったく違います。ほとんど変わらない人もいます。変わってしまったからといって「重症だ」「手遅れだ」ということではありません。
Q. 顔が戻ってきたかどうか、どう確認すればいいですか?
おすすめは「毎月1日に、同じ場所・同じ明るさで正面と斜めの写真を撮る」ことです。毎日鏡を見ていても変化には気づけません。1ヶ月ごとの写真を並べたときに、はじめて自分の回復が見えます。私もこれで心が折れずに続けられました。
Q. いつになったら人に会えるようになりますか?
私の場合は3ヶ月目に「顔、細くなった?」と言われたのが転機でした。ただ、他人はあなたが思うほどあなたの顔を見ていません。つらい時期は無理をしなくて大丈夫。「戻ってから会う」ではなく「戻る途中でも会える日に会う」くらいで十分です。
Q. 顔が変わったことを周りに気づかれている気がして不安…
その不安、痛いほどわかります。でも顔は戻ります。今日一回、減らすことから始めましょう。
テーマ別のくわしい解説記事
この記事は全体のガイドです。それぞれのテーマは、次の記事でさらに深く解説しています。
- 原因の医学的な仕組み:過食嘔吐で唾液腺(耳下腺)が腫れる原因と治し方|腫れは何日で引く?
- 食事から変えるアプローチ:過食嘔吐の顔のむくみは食事で戻る?咀嚼・栄養から顔つきを整える方法
- 心理・ルッキズムの背景:ルッキズムと過食嘔吐|カショオ顔・吐きグセの本当の話
- リファとホットヨガを併用した3か月:リファとホットヨガを併用した3か月|過食嘔吐後の顔のむくみケア記録
- 顔が戻るまでの月別記録:過食嘔吐をやめて顔が戻るまで何ヶ月?月別の回復記録と早見表
- 拒食症・低栄養による顔の変化:拒食症で顔つきが変わるのはなぜ?エラが張る原因といつ戻るか
顔が戻ったあとの話|「やめる」ための次の一歩
ここまで顔の話をしてきましたが、正直にお伝えしておきたいことがあります。顔が戻っても、回数が戻ってしまえば、顔もまた戻ります。私自身、3ヶ月目に「顔、細くなった?」と言われて気がゆるみ、また増えてしまった時期がありました。
顔の変化は入口です。ここから先、実際に回数を減らしていくためにやったことは、テーマごとに別の記事に書いています。今のあなたにいちばん近いところから読んでみてください。
- 今日、何から始めればいい?→ 過食嘔吐をやめる第一歩は「外に出る」だけ|回復のループを断ち切る5ステップ
- やめ方の全体像が知りたい→ 過食嘔吐のやめ方|20年やめられなかった私が実際にやった順番
- これは病気なの?と迷っている→ 摂食障害とダイエットの違い|過食嘔吐チェックリスト10項目
- あと何年かかるの?→ 過食嘔吐は何年で治る?罹患期間×2倍説の真実
- 夜がいちばんつらい→ 夜だけ過食嘔吐が止まらない理由|衝動が強くなる仕組みと夜の工夫
- 本当にやめられた人の話が読みたい→ 過食嘔吐から完全回復した体験談|20年苦しんだ元CAの転機
どれか一つでいいので、読んだあとに「今日はこれをやってみよう」と思えるものを一つだけ選んでみてください。全部はいりません。私も、一つずつでした。
まとめ|顔つきの変化は「回復できるサイン」
過食嘔吐で顔が変わるのは、耳下腺(唾液腺)の腫れ・電解質の乱れ・栄養不足のサインです。裏を返せば、やめれば戻るということ。私は「回数を減らす→リファ→ホットヨガ→食事の学び直し→心のケア」という順番で、38歳からでも顔を取り戻せました。
やめてよかった、あの頃諦めなくてよかったと、今は心から思います。あなたも今からで遅くありません。まず今日、一回だけ嘔吐を減らす。そこから始めましょう。
ひとりで抱えないで|相談できる場所と受診の目安
顔の変化は、体が出している「休ませて」というサインでもあります。次のような場合は、できるだけ早く専門機関に相談してください。
- 耳下腺の腫れに強い痛みや熱をともなう
- めまい・動悸・強い倦怠感がある(電解質の乱れのおそれがあります)
- 吐いたものに血が混じる
- 「消えてしまいたい」という気持ちが続いている
摂食障害は、心療内科・精神科のほか、各都道府県の精神保健福祉センターや摂食障害支援拠点病院で相談できます。専門の情報は摂食障害情報ポータルサイト(国立精神・神経医療研究センター)から探せます。
私も「誰にも言えない」時期がいちばん長く、いちばん苦しかったです。話せる場所をひとつ持つだけで、回復の速さは本当に変わります。


コメント